火災保険の建物の保険金額を設定をする場合、建物の建築価額(再調達価額)のみとなります。そのため例えば、戸建で土地と建物の両方を購入している場合は土地代が差し引かれる分、住宅の購入金額より保険金額は低くなります。
また、共同住宅である分譲マンションの購入価格は建物の建築価額以外に、共用部分の建築価額や土地代相当額なども含まれています。このうち区分所有者が保険を付ける必要があるのは「専有部分」のみです。そして保険金額は住宅購入金額から土地代などを除いた金額となるため火災保険の保険金額は住宅購入金額よりは低い額となります。
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