建物の保険金額は保険契約の対象と同等の建物を再取得するために必要な金額(
再調達価額 )で設定をします(土地代は含まれません)。
保険金額のもととなる建物の評価方法は「
新築費単価法 」と「
年次別指数法 」のいずれかで算出します。
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新築費単価法 >
建物の所在地や構造などをもとに、1平方メートルあたりの標準的な建築費(新築費単価)を求めてこの金額に建物の延床面積(マンションの場合は専有面積)を乗じて、評価額(
再調達価額 )を算出する方法です。
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年次別指数法 >
建物の新築時の建築費に、新築年に応じた指数(建築費倍率)を乗じで物価の変動などを反映させて評価額(
再調達価額 )を算出する方法です。
・保険の目的は、住居のみに使用される「一つの建物」とし、付属する門、塀、垣、物置、車庫(カーポート)などの建物で家財のみの収容に用いられるものを含みます。
・区分所有建物(マンションなど)については、
専有部分(
上塗基準)単位で「一つの建物」(保険の目的)とします。
(建物の保険金額は構造により異なります)